高知県が生んだ偉大な精神医学者森田正馬博士が、西暦1919年(大正8年)頃に創始し、神経質症に対する精神療法として世界的にも高く評価されています。
悩むことや症状は人間の自然な反応と捉えて否定せず受け入れるとともに、人間の自然治癒力を重視して回復につなげる療法です。
森田療法を理解するためのキーワードとして「あるがまま」に代表されるように、症状をそのまま受け入れ、不安や恐怖により逃避してきた生活を、よりよく生きたいという欲望に沿って行動することを目指します。